国民平和大行進 広島にむけ出発
非人道的な核兵器の速やかな廃絶を!
  2014年5月6日 東京江東区・夢の島公園
 「歩こう 核兵器のない世界へ」。核兵器廃絶を訴えながら全国津々浦々を行進し広島をめざす「2014年国民平和大行進」が5月6日、江東区夢の島公園をスタートしました。
 行進に先立って出発集会がひらかれ,各地域・団体などから800名が参加。一日も早い核兵器廃絶への決意を固め合いました。
 集会では、日本被団協事務局次長山本英典氏(写真右下)をはじめ、第5福竜丸平和協会、日本妙本山、日本青年団協議会の代表4氏が連帯の挨拶。またリレートークで各界や通し行進参加者が決意を表明しました。
 集会では、福島県いわき市から都内で避難生活をおくる小学6年生U君の訴え(下に大要)が参加者に大きな感銘を与えました。


「僕たちが政治を動かせる日までこの国を守っていてください」
感銘与えた小学生の訴え

 「僕は原発事故の翌日から福島を離れ。東京っ子になりました。楽しかった思い出も友だちもなくし、お父さんとも離れて暮らしました。原発事故さえなければ家族そろって自分の家で普通に暮らせたはずです。
 広島、長崎の原爆のことは聞いていたけど、まさか69年もたって自分の家にも同じようなものが降ってくるとは思っていませんでした。その見えない毒が僕たちの生活をメチャクチャにしてしまいました。
 こんなことを二度と繰り返してほしくないから、僕たちが政治を動かせる日まで、この国を守っていてください(大きな拍手)。
 原発も原爆もない安全な未来を渡してください。
 僕たちもそれを引き継げるようにしっかり勉強します」   (長い拍手)