東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)が2000年3月9日に開館し、それ以来多くの方が訪れています。
 1945年(昭和20年)、東京の下町地域は東京大空襲で火の海に包まれ10万人にも及ぶ人たちの命を奪いました。
 こうした戦災を風化させず、次の世代に語り継ごうと、早乙女勝元氏(作家)らが中心になって、その設立が取り組まれてきました。
 「東京空襲を記録する会」(代表早乙女勝元氏)は、東京都の平和祈念館建設を求め、資料の収集や保存をすすめてきましたが、東京都は九九年に祈念館建設を凍結。翌年三月から「戦争の悲惨さと平和を語り継ぐために自分たちの手で祈念館建設を」の運動が広がり、約4000人から資金も提供され、この程開館したものです。
 場所は江東区北砂1ー5ー4。休館日は月、火曜日。




東京大空襲・資料センター(館長 早乙女勝元氏)の開館時間と交通


開館時間 休館日
12時〜午後4時 月曜日、火曜日、年末年始(12月28日〜1月4日)
毎年、3月9日、10日は曜日にかかわらず開館
交通案内 JR秋葉原西口 サトウムセン前のバス停
〈秋26番〉葛西橋行き 35分
「北砂1丁目」下車 徒歩2分
協力費 一般 300円、中高生 200円、
小学生以下 無料