太平洋戦争開戦50周年を迎え、われわれはこの歴史的な年に当たり、二度と再び戦争の惨禍を招かないことを固く決意し、世界の恒久平和を願い以下決議する。 われわれ多摩市民は、「日本国憲法」の前文に明記された世界の「恒久平和」をを選択するという精神及び憲法第9条に明記された「戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認」を多摩市及び多摩市民の理念として高く掲げる。 われわれは、広島、長崎、第五福竜丸と3度にわたる原爆被害という日本国民の痛切なる体験に基づき、かかる悲劇を人類社会において繰り返してはならないとの確信に立ち、核兵器廃絶こそ人類の生存にとって、最も優先させるべき課題であると考える。 |
多摩市は、今、世界の平和と人類の幸福を希求し、非核三原則法制化と完全実施を願い、あらゆる国のあらゆる核兵器の即時廃絶を全世界に向かって訴えるものである。 多摩市及び多摩市民は、市制20周年を迎えた今、平和の願いを新たにし国内外の各平和宣言都市と手を結び、各兵器廃棄核兵器完全禁止・軍縮に向けて努力することを宣言する。
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